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M.bros

◆荻窪「ビストロサンジャック」◆
2006/9/28(thu)

mama clio 一周年記念ライブ 〜 楽しい音のおもちゃ箱 〜
mama clio
クリスチィヌ バイオリン/ 植村 昌之 ギター バグラマ 他/ 大野 慎矢 ホイッスル ガイダ 他/ ロケットマツ アコーディオン 他
松本里美  うた/エレキギター
開場 18:30 開演 19:30  2500 円+1ドリンク <小さなオードブル付き>

  

ママクリオさんとは2度目です。お店もこじんまりとしていて、和やかな雰囲気でした。限定30名様、ギュッと詰まって飲んで食べて・・・・どんなオードブルが出てたのかな?

ママクリオは4人編成で、すべて生楽器です。リーダーのクリスチィヌさん(ヴァイオリン)と右横のロケット・マツさん(アコーディオン)はパスカルズの方でもあります。

左側は大野慎矢さん(ガイダ、笛)と植村昌之さん(ギター、ウクレレ)です。最初はママクリオの演奏がありました。

わたしが入って歌った最初の歌は『浜の恋風』。昭和歌謡ってんでしょうか、加美可那子さんという歌手の方が歌っていたそうです。SP盤コレクションのような雰囲気の ハワイアン。とても明るくてかわいい曲で、歌詞もそのまま歌いました。歌うのもとても楽しかったですヨ。ちょっと前の日本語は何か違う・・・。
で、次は『可愛いトンキン娘』というフランスで一世風靡したレビュー嬢ジョセフィン・ベーカーの戦前の曲。イントロの間につけヒゲをつける(写真ブレてますが、アクションつきだったんで・・・)。

ハッキリ写ってるのはコレだけなの。どなたかもっとダンディに写ってる写真お持ちでしたらください〜。
この曲は1番がフランス軍人の歌詞で、2番がベトナム娘の歌詞になっています。
ヒゲが好きです。昔作った8mmフィルムでもヒゲつけて出たんですよ。さすがに胸毛は勇気がなくてつけられませんでした・・・。歌詞はパリの竹内直夫さん(元祖『水中それは苦しい』)にフランス語歌詞の大意だけ教えていただき、それを踏まえて作らせて頂きました。植民地時代の歌詞で、非常に感慨深いものでした。歌詞はコチラです。

間奏の部分で、つけヒゲをとって、真っ赤なルージュ(口紅っていうよりいいでしょ)を塗りました。お客さんに見えるようにやるイッセー尾形方式です。3番はこの状態でまたヒゲ。わたしの理想の人類型、両性具有となったのでした。

ママクリオには歌がありません(今のところ)。歌があるとしたら、きっとSP風が似合うだろうと思ったので、自前のガイコツマイクを持参しました。こういったマイクやラジオヴォイスなんかも合うと思いました。ラジオヴォイスのエフェクター持ってるんですけどねえ、そこまでできなくて残念。でも、いろいろ楽しませてもらっちゃって、サンキュ〜でした。
大野さんのガイダ。羊の皮でできてます。バグパイプ(ブルガリアで買ってきた物だそうです)です。音はとても大きいです。何故か横にかわいいおきあがりこぼしが・・・。アレは大きいと良い音がしますね。 植村さん。これは大和琴。大正〜昭和初期に作られたものらしいです。曲はほとんどがカヴァーなのですが、アイリッシュあり、カントリーあり、いろいろで楽しいです。これは『金色夜叉』ね。日本の。 2部はわたしのエレキソロ。譜面台がやっぱ邪魔ですねー。できたら使いたく無いのですが、この日はやることが多かったので、安全を期して使いました。いつもよりおとなしめの選曲で3曲。4曲目はベルベッツ3rdに入ってる『AFTER HOURS』のカヴァーを。2回目ですが、コードも歌詞も変えてみました。どないだったでしょうか?カヴァーも増やしてみようかと思ってます。
2曲はママクリオと。『WONDER IN WINTER』演奏中。植村くんはウクレレだったのね。 と思ったら、今度はピアニカだ。一体いくつ楽器を持ち替えてたのかなあ。 『EEL PIE ISLAND SONG』演奏中。この曲は間奏の部分で一緒に演奏するミュージシャンがそれぞれのやり方でブルースを演奏するように作りました。マツさんのピアニカブルース!ノリノリでした。

マツさんも楽器はいろいろでした。小さなおもちゃもたくさんあったようで、おもしろいです。

全員ピアニカ、というのもある。

アンコールは『チャイニーズ・チューン』という中国の曲。中国の曲というよりは中国風の曲という感じです。とっぷりと悲しい曲調です。元はインストの曲ですが、これにも悲しい歌詞をすけさせて貰いました。マジに歌いました。歌詞はコチラ

ママクリオのみなさん、来てくださったみなさん、手伝ってくれたみなさん、ありがとうございました。


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